バッタ

人形

スーパーマン

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まずシーズンの始まりは展示会にむけて何を作るかという
ミーティングからスタートする。
個人個人が情報収集し、アイディアを発表する。
日々の生活でアイディアを産む為のアンテナをはり続け、
いよいよそれを発表するのだ。
企画開発室のミーティングに規則は無い。
しかし、各々のプロ意識が持ち寄るアイディアの数々は、
突拍子な思いつきでもなく、ゼロからの発明でもない。
日々歩き回り、機屋や工場の方と話し合っている際に
ふと出た言葉や技法を繋ぎ合わせ、
イノベーションしているのだ。
イノベーションとは、何かと何かを掛け合わせて作るもの。
それを成し遂げるには、膨大な情報を頭に入れていないといけない。
これをベースにミーティングで意見交換をし、シーズンの方向性を定めて行く。
進行していく厳密なルールや規則は無いが、
試験をし、実験し、検証し、イメージし、それを壊しまた作って行く。
ただただ「目指すもの」を明確にしていくプロセスを踏む事によって、
生地が好きでたまらない集団は
「生地」という物を生むゴールにめがけて走っていくのである。

スーパーマン

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綿、ポリエステル、麻、ウールなど、原料にもいろいろある。
作りたい生地を実現させる原料のリサーチ、探索は基礎であり醍醐味だ。
ちなみに、物作りをしている人って変わっている人が多い。
そんなスペシャリストを全国訪ね歩いてすばらしい原料を探している。
我々の会社は260年の歴史があり、とても貴重な資料もあるので、
それらを隈無く見直した後に全国に出向いて行く。
必ず原料を見ると完成後の服をイメージする。
しかし、良い原料に出会うと服を
すっとばして想像が止まらなくなる。

飛行機

スーパーマン

生地の方向性が見えてきたら、それをどこで作るかは非常に重要だ。
どの地方で、工場で、技術で、誰に作ってもらうかが仕上がりのカギとなる。
我々は、過去の経験と知識だけでなく、
今までにないものづくりのために産地巡りを行う。
技術を検証し、人とじっくり話してここだ!と決めるのだ。
我々は情報を大事にするが、もっと大事にするのは人だ。
そのたった1人に出会う為に、
繰り返し繰り返し、会いに行く。

生地が出来上がると、展示会をし、
選ばれた生地は、製品となって消費者に渡る。
展示会ではとにかく伝える。
生地の完成には様々な人達が関わっているので、
日本の物作りをまるごと披露する勢いだ。
一方的ではあるが、自慢したくてしょうがない。

生地を作る産地が決まったら、ひたすらテストだ。
企画は頭の中にあるが、実際にその生地が実現可能か不可能かはやってみないと
分からない。だいたい、不可能なモノが多い。
しかし、我々と産地のパートナーは決して諦めない。一緒になって、
試して、ガッカリして、試行錯誤を繰り返し、「思いついたらやってみよう!」の精神で
具現化するまでとにかく試す。最初は想像通りにいかない。
それは原料のチョイスミスかもしれないし、工場との感覚の違いかもしれないし、
織機の調子や天候に左右されたことなのかもしれない。
失敗したら考える。必要ならば糸を髪の毛でだって作る勢いだ。
頭の中に「?」がいっぱいあり、工場、産地、文化を巻き込み様々な要素の人達がいて、
実験を繰り返し不安と戦いながらトライして、完成に向かって行く。
そうすると想像を超えるモノができる。

スーパーマン

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