TAKIHYO TEXTILE DIV.では年に4回展示会を開催しております。
5・7月が春夏向け、11月・1月が秋冬向けの展示会となっております。
1751 LABでは毎シーズンコレクションを発表。
続々と新しい生地が生まれております。
ここでは各シーズンのコレクションをハイライトでお届け致します。
2020 SPRING/SUMMER
今シーズンは特に機能とエコに焦点を当てた素材を充実させました。両方の視点から、昨今好まれるヘルシーなライフスタイルを支えていきます。これまでにこだわってきた風合いの良さや意匠性に加え、アウトドアやスポーツ&カジュアルライン向けの素材作りに挑戦しています。また、組成と見た目のギャップの面白さを原料、紡績、加工溶剤によりさらに広げました。
- 元々資材に使用されていた素材をファッションに落とし込みました。細いモノフィラメントの糸を高密度に織ることで繊細さと軽さを出し、刺繍やシワをさらに加えることでファッション性を高めています。
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リサイクルマナードの極細糸による先染めチェックです。100%ペットボトルから作られる再生ポリエステル糸とウールの混紡糸を使用しているため環境に優しい素材です。超軽量で肌触りの良い風合いと、上品さやしなやかさが引き立つ素材となりました。
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英式紡績機による20SSシーズンの生地です。英式紡績の特性を活かし、トップ糸のミックス感がより際立つようになりました。(左)また、スーピマ綿を使用した春夏らしいチェック柄はストーンウォッシュによってヴィンテージらしい雰囲気のある見た目となっています。(右)
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近年注目されている和紙のドライな風合いや表面感に一ひねりある素材を作りました。和紙とポリエステルの撚糸と糸の配列から細かなサッカー調が表現でき、和紙の特徴である清涼感を活かした素材に仕上がりました。また、シーチングに和紙を乗せる斬新な手法を用いた“和紙レザー”が新たに和紙シリーズに加わっています。
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モルフォグリーンの鮮やかなラメが目を引くこの素材は85%がシルクから成ります。和装で使われる特殊な絡み織機と七色に光る糸の組み合わせにより、見る角度で輝きや透け感が変化する見た目のインパクトだけでなく、軽さと清涼感も感じさせる素材です。
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昨今のサステイナブルの流れから、機能性あるリサイクル糸にも取り組みました。優れた給水速乾性を持つCOOLMAXのリサイクルPETタイプです。オリジナルの2層構造の特殊紡績にすることで、機能面にもこだわった、地球に優しく人に嬉しい素材です。